そこらへんにいるアラサーのつぶやき。

口も悪いし酒癖も悪い。でも根はまじめ。日々学び。

自らの人間的成長が夫婦関係を良好にする。

あ~~~~ん、もう24時?なぜ?

さっきまで18時半だったんだけど時空ゆがんだ?

 

さっきからSUUMOが『回線が混みあってます』と言い張って

全然物件を見せてくれないのですが、

今この時間、私以外に幸せボンビーガール見て

影響されてる日本国民がいっぱいいるんだろうか。

 

さて、私は昨年度に昇格したばかりのペーペー管理職でして、

今日はチームメンバーの目標設定面談がありんした。

うちの会社は半期ごとに評価されるので早3度目の目標設定の時期。

3回ぽっちじゃ全然慣れない。

言うは易く行うは難しの目標設定。

人様の立てた目標を見て、やれ数字が足りないとかゴールが不明瞭とか

偉そうにフィードバックさせていただいていますが、

自分の設定する目標もみじんこみたいな内容だったりする。

 

人の上に立つことなんて全く向いてないな、とも思ったりするし

まだまだ至らない自分は、さらに精進せねばと日々痛感するわけです。

 

でも、もちろん昇格してよかったこともある。

自分の裁量で進められる範囲が増え、仕事の幅が広がって楽しい。

 

それに30代女性はキャリアと家庭の両立や優先順位に悩むことも

多いタイミングなのではと思う。

私もご多分に漏れず、これから子供を授かったらうれしいし、

とはいっても仕事もガツガツ続けていきたい気持ちがある。

もし将来、赤子が私のもとにきてくれたとしたら

育休前に管理職の経験できてて好都合、と思う。

  

でも、何よりよかったなと感じるのは

旦那と共有できる感情や考えが増えたこと。

ペー管である私が言うのもおこがましいけど、

旦那の苦悩やイラつきや大変さが前よりは理解できてる気がする。

付き合い始めの頃、まだ若手だった私はモチベーションが落ちていて
「仕事がうまくいかない。やめたい。」的な弱音を吐いて
ベチャっと床に突っ伏していたことがあった。
 
よく言うじゃん。
女性は共感を求めていて、アドバイスはそんなにいらないんだけどっていうアレ。
あの時の私はまさにそれだった。
とりあえず、「大変だねー」くらいに流してもらって
あわよくば励ましのお言葉をいただいたり、
「俺は味方だ」くらいのセリフを絞り出してもらったり、
頭をなでてもらったり、ぎゅっとハグしてもらうとか。
おなごらしい健全な要望があったように思う。
 
しかしながら、旦那(当時は彼氏)はスッと立ち上がり
何やら本を持ってきた。
 
「・・・君は、もうちょっと強くならないとね」と一言添え
私に突き出してきた本の表紙に書いてあったのは
 
 
渋谷ではたらく社長の告白
 
なんか・・・
 
彼の最善の励ましだったのかもしれないし
愛のムチだったのかもしれないし
きっと私を思ってのことなんだろうと受け止めたいのだけど
 
なんかすごく・・・
 
 
興覚めだった。
 
これじゃない感が脳裏をぐるぐるせわしなく動き回り、
「あ、あれだわ。これ仕事の話はこの人にしない方がいいパターンだわ。」
と一瞬にして悟った。
 
これは、一見すると旦那と共有できる話題が減ったという
ある種マイナスな出来事のようだけど
実はそうではなく、いい関係を築き上げるための重要な戦略なのである。
 
仕事の話で分かりあえないのなら、仕事の話はしない。
それ以上でも以下でもない。
 
そんなアンタッチャブルな話題よりも、
一緒に楽しめることを話したほうが穏やかに過ごせる。
極端に例えると、
 
仕事の話も
趣味の話も
好きな芸人の話も
友達の結婚式の話も
実家で飼ってた亀のカメキチの話も
財布落としてクレジットカード止めなきゃいけなかった話も
ぜんぶ、ぜーーーーーんぶ共感してくれなきゃいやぁああ!!!
 
ってのは、いくらなんでも相手に求めすぎている。
価値観が同じなら共感できることも多いけど、
違いを楽しめるゆとりが人間関係の中にほしいと思うし、
仕事の話で納得いく返しが欲しいとか自分のエゴ以外何者でもないから
だったらそーゆう会話ができる相手と話せばいいだけ。
趣味の話がしたいなら気の知れた友人とか同じ趣味を持つ人と、
カメキチの話なら弟と。
その内容を1番楽しく話せる相手と話せばいいわけだね。
好きな人にはわかってほしい、という想いがなくもないけど
『彼氏なんだから、旦那なんだから(わかれ)』というのは
相手にとって酷だよなぁ、たぶん。
 
だから、旦那と仕事の話をして関係が悪くなるくらいなら、
そんな話題は捨てようと思ったわけです。
 
それが今、自分がそれとなく成長し
(あの頃に比べヒトカゲからリザードくらいにはなったかも)
旦那の立場に近いところへと歩を進め、
自分の中ではブラックリスト入りしていた仕事の話も
自然にできるようになっている。
 
思うのは、その時うまくかみ合わなかった話だって
時が流れ人が変わればしっくりくることもある。
だから、あの時「仕事の話は避けようかな」って思った自分は賢明だった気がするし
(自分でいうとかどんだけ~~~)
「もう金輪際、仕事の話は死ぬまで一生しない!!」と
その場の出来事だけで決めつけなくてよかった。
なんだかんだ、会話できるトピックスは多いに越したことはない。
 
そんな風に寄り添えた相手だからこそ、
伴侶になれたんじゃなかろうか。
 
そんなうちの旦那様はゴールデンウィーク中に突如ぬか床を購入し、
普段食べない野菜をせっせと漬けては
 
「もう時間たったかな?」と何度も問うてくる。
 
あいかわらず可愛いがすぎるので、
今日も我が家は安泰。