198円でたまご買えるって実はすごいんやで
6月から減量しようと意気込み、まず真っ先に意識しているのは
タンパク質を摂ること。
食事量を減らしがちなダイエット期間中は
筋肉量も落ちてしまう。
でも、ひょろひょろになりたいわけではないので
プロテインなどで補いつつ、タンパク質をちゃんと摂取するようにしてます。
腹筋を割るには、目安として
体重×1.6g のタンパク質量/日 が理想のようです。
ゆで卵 無限に食べれるから、コレステロールと格闘しつつ
小腹がすくともぐもぐいっちゃってます。
ところで、卵が一般的に食べられ始めたのは江戸時代なんですが、
なんとその価格は
1コ20文(※約400円)!
※時期によって貨幣の価値は変動しますが、
ここでは下記計算式で算出。
金1両=銭6400文=銀65匁
1両=4分=16朱
銭1文=20円
たっか! たまご高いじゃんっっ
1パックじゃなくて、1個よ?
ダースで買ったら4,800円くらいしちゃう。
お手頃価格で完全栄養食を購入できる現代万歳!!!
養鶏所のみなさまに感謝。。
ちなみにいろんなものと比べてみると、、
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・江戸っ子の大好きなソウルフード
蕎麦 = 16文(約320円)
・江戸っ子のたしなみ
銭湯 = 8文(約160円)
・江戸っ子の娯楽
寄席 = 16~28文(約320~560円)
・江戸っ子のブロマイド
浮世絵 = 24文(約480円)
・江戸っ子の身だしなみ
髪結床 = 24文(約480円)
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日常生活の支出と比べても
どう考えたって異様に卵が高い。
記念日しか食卓に並ばないレベルで、出てくると子供たちが
ガッツポーズしてテンション爆上がりするくらいの食材。
豆腐1丁 16文、タケノコ2本 32文、白米1升 50文
と食品系は軒並み現代より割高だなぁという印象。
しかし、『万宝料理秘密箱 卵百珍』という
卵料理が100点掲載されているレシピ本が
ベストセラーになっている!!(1790年代)
『豆腐百珍』という豆腐バージョンもベストセラーになってる。
そんなにしょっちゅう食べれるものではなかっただろうけど
たまの機会に食べるときは、レシピ本見て
どんな調理しようって楽しんでいたのかもしれない。
そーゆう江戸のスピリッツがたまらなく好ましいです。
お偉い先生方が現代語に訳してくれたレシピがネットで見つけられるので、
気が向いたら挑戦してみたいなーって思うには思う。