そこらへんにいるアラサーのつぶやき。

口も悪いし酒癖も悪い。でも根はまじめ。日々学び。

生きるとか死ぬとか哲学はむずいけど、定期的に考えることはきっと大事ですよね?

なんだか日が空いてしまった。

ここ最近は、オフィス出社が再開したことと

プロジェクトが佳境なことが重なり

仕事が終わって家につくと23時近い。

 

今の仕事はそれなりに好きなものの、

私のデフォルトスペックは

長時間労働でも問題ないワーカホリック仕様にはなっていない。

 

故に、当然のようにつらいw

 

あれだけ「けっこう可処分時間あるやんけ~♪」と

浮かれていた在宅勤務が恋しくて仕方ない。

 

自制心を保って集中しなきゃいけないので

在宅特有の”自分との闘い感”はあったけれど

断然おうちで働きたい派だ。というより通勤が嫌いだ。

 

さて、そんな嫌いな通勤期間を有意義に過ごすべく

眠い目をこすって読書をしている。

(というより、目で文字をなぞってるだけに近い、理解度著しく低い)

 

最近読んでいる『決定力!』という本に

とても印象に残るこんな一節があった。

 
血液の持病を抱えるある男性。
手術を受けなかった場合、
今の治療を続けても余命5年と宣告される。
 
ならば手術を受けると答えたいところだが、成功率が低い。
突如、人生の決断を迫られる。
 
 ・手術を避け、余命の5年後に死ぬか
 ・成功確率25%の手術を受けて、長寿を全うする可能性をつかむか
 
人間はいつこのような決断を迫られるかわからない。
自分の身には程遠い、他人の話に感じられても
明日現実に起こる可能性だってある。
事故や病気なんてものを予定に組んでいる人は誰もいないけど、
そいつはなんもお構いなしに突然湧いて出るもんだ。
 
そうなったとき、自分はちゃんと決断できるだろうか。
すごく怖いけど、感情に押しつぶされず
後悔しない選択をできるだろうか。
 
自分が窮地に立たされたらとイメージしてみるけど、
まったくもって自信がないな。
 
それと、思ったことが3つあった。
 
1つは、人間は必ず死ぬということ。
残念ながら、遅かれ早かれ必ず別れは来る。
だから、冒頭の決断は、別れまでの時間と形をどうしたいか
自分の価値観が問われている選択でもある。
 
両親には常に元気で長生きしてほしい、
旦那も健康には気を付けてほしい、と思うけれども
それだって必ずや終わりがくるし、自分の方が先になる可能性だってある。
怖いものだ。
 
今、電車の目の前に座っている知らない人たち
今、街中ですれ違う多種多様な人たち
今、テレビに映っている著名な人たち
まったく接点がなかった人達も
 
今、同じ会社で働いている人たち
今、顔を合わせている高校からの友達
今、一緒に暮らしている配偶者
自分の人生でかかわりが濃かった人達も
 
例外なく最後は死ぬ。
いつか会えなくなる日が必ずやってくる。
当たり前なんだけど。
ちゃんとその事実を目を向けると、胸がしめつけられる想いがする。
 
2つ目は、
自分がいついなくなるかわからない中、
残っている接点のあった人たちにどんな印象を抱かれたいか。
それも自分にとっては大事だということ。
 
惜しまれたい、というよりも
思い出してほしいのは、自分との楽しかった思い出とか、笑った顔であってほしい。
間違っても、仏頂面で悪態をつくような奴の姿ではない。
 
仕事で衝突したり、些細なことで喧嘩したり、
「こんなやつ嫌いだ」と思った相手も
「もう二度と会いたくない」と思った相手も
文字通り本当に二度と会えない日が来る。
 
 
その人に対する、いま一瞬の感情が決してポジティブと思えるものじゃなくても
人間の印象なんていつ変わるかわからない。
 
ちゃんと話してみたらすごく気が合う人だった、とか
突然有名になった、とか
そんな簡単なことで人への感情なんて変わるものだ。
 
だとしたら、今の感情に則って 相手を粗悪に扱ってしまうのは
大きな機会損失だと思える。
死んだ後にこそ、「人を大切にしていたかどうか」が
問われるような気がした。
 
だから、死人に口なしになったあと
どんなふうに自分を語ってもらえるかは
自分の生き方によるところが大きい。
 
3つ目は、そう思ったところで仏のようにはなれない。
日々人とのかかわり方は神経を使ったって
うまくいかないことだってあるよね。
結局、人間は感情の生き物だし、
ホルモンバランスだってあるし。
 
うまくコミュニケーションできないことでさらに自己嫌悪になってしまったり、
疲れてしまったら、それはそれで意味ないのだ。
自分が死ぬとき、なんでもっと自由に生きなかったんだろう、と後悔する可能性がある。
 
「どう生きたいのか」が自由だからこそ、人は選択が怖い。
つまるところ、失敗したり後悔するのが怖い。
こんな感情を抱えて生きてるんだから、人間味すごいわけで。
聖人君子なんて、自分は到底なれないー。
 
さっきだって、ほんっと取引先のアイツむかついたもんね。
一生口ききたくねぇって思ったし、絶対顔にも出てた。
(むしろ電話だからバレねぇ!つって思いっきり出してやった)
 
性善説に立ちたいけど、
汚かったり暗い気持ちだってそりゃあるわ。
にんげんだもの~。みつをーーー。
 
だから無理せず、「いい人になろう」とかじゃなくて
自分の心地よさを優先することと
人を大切にすることがイコールになるような生き方が
できたら望ましいなぁなんてだいぶ高めの理想論。
 
こんなこと書いてる自分にうすら寒さまで感じますが、
いい具合に脳が疲弊してるので麻痺しつつここまで書ききった。
 
もう判断力のかけらもない、
帰りにコンビふらっと寄って
酒とスニッカーズカップラーメン買っちゃいそう。
たすけて、、、